セリフが一言もないことが特徴のロシア映画。ロケ地はウクライナ、設定としては1949年のソ連での物語で、場所が現在のカザフスタンにあたるところらしい。
広大な自然の中で映される人の営み、そして後半から徐々に不気味になっていき最後は衝撃の展開、というのがこの映画のウリであるんだろうし、実際それはよかったんだけど、セリフが一言もないことはあんまり活かされてなかったな。セリフがないのに音楽は普通にかかってるからそこもなんか違和感あった。
セリフがないのにストーリーの大枠は伝わりやすいのはよかったと思う。細部は抽象的で見た人の解釈に委ねられるところもあるから、そこでハマる人もいるかもしれない。個人的にはハマる感じではなかったけど、映像はよかったし、レビューで皆さん言われてる通り主人公の少女が絶世の美女だったのでそこはよかったです。