Yoshiyuki

もしも建物が話せたらのYoshiyukiのレビュー・感想・評価

もしも建物が話せたら(2014年製作の映画)
4.5
全部見てまとめてこの点数かな。
個人的にはベルリン、オスロ、パリの回が好きだった。

■1話目 2 Sep  評価:5.0
これは神作品。
まだ1話目しか見てないけど、5点あげたい。

建物が一人称視点で自分語りをするというコンセプト。

視点はもちろんのこと、建築家の構造に込めた思いとか、建物周辺の歴史、建築家の生い立ちなど、素人が建築を見るときなかなか知ったり解釈出来ないような情報をくれるところがすごく新しい。

建物を取るカメラワークが時々、観光で建物内を見回すときの感覚とすごくリンクしていて、その慣れ親しんだ感覚と前述の新しさのバランスがなんとも絶妙だと感じた。

現在の話から過去の話に映るときのトランジションも工夫があったり、1話の長さも、展開のテンポも個人的には好き。
そもそもこんなに建物の色んなところじっくり映してくれる作品無いよね?

ベルリン・フィルを訪れる前に、3回は観ておきたい!と思わせてくれた作品でした。

■2話目 3 Sep  評価:3.0
なーにを言っているのか全く分からない。
本当に頑張って聞いても理解できないw
これが建物視点なのか、すらも判別出来なかった。
妻って誰のこと?笑
その本はなんの本なの?笑
なんの知識が必要だったんだろう。

カメラワークは相変わらず好き。
本当にその町、建物に来たときみたいな視線で見れるから映像への没入感がある。

でもナレーションが分からなすぎてdistractedというか、気が散るw
もはやナレーション無い方が多分好き。

1話目からの落差というか、統一感の無さというか。
オムニバスとはいえど、メインコンセプトと全体的な雰囲気くらいは揃えてもいいじゃないかい?

あと最後うるさいかな、、、
構成は面白い。最後また同じところを通るのは好き。ボリュームをもっと下げてほしい。
これがこの街のリアルなら、文句はありません。
次に期待。。。

■3話目
Yoshiyuki

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