はりす

U.N.エージェントのはりすのレビュー・感想・評価

U.N.エージェント(2008年製作の映画)
4.2
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争(民族浄化、大虐殺)を解明する刑事視点で描かれる戦争映画。
面白いかとかで語る作品でなく語り継ぐ為に見るような作品。
中学生の頃ニュース雑誌を買って見てた紛争の為、アフガンより前なのに身近に感じる。裁判で裁かれて本当に良かったと当事者意識の様な気持ちになった。
映像や音響のリアルさは大作に及ばないが、史実である事から伝わってくるリアリティーや怖さ、緊張感が途切れる事なく最後まで続く。以前メディアが使ってるカメラに近い画質なので逆にこれはこれでいいと思う。昔見たノーマンズランドと共にその名を覚えて置こうと思う秀作
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