カッチェ

ズートピアのカッチェのレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
4.1
感想①「キャラクターが可愛いだけでなく話はシビア」
キャラクターは文句なしに可愛いです。どの登場人物も可愛いので、最高の癒し。しかしストーリーは意外とシビアなのです。てっきり田舎から出てきたウサギちゃんが、挫折を経験しながらも夢に向かって頑張っていくサクセスストーリーだと思ってました。もちろんその要素もあります。ただ、今まで歌って踊ってみんな仲良しハッピーエンドのイメージが強いディズニー要素は薄いです。人種差別、女性差別、宗教問題、格差、いじめ、違法行為、圧力行為、隠ぺい…可愛いキャラがいっぱいなのにダークな内容(笑)

感想②「字幕版をおすすめします」
もちろん声優経験が豊富の上戸彩さん、そして声優の森川智之さんが担当している日本語吹き替え版も素晴らしいです。でも個人的には字幕版がおすすめです。声が良いんですよ。主役のアナウサギの女性ジュディの声がハスキーなのです。見た目はあんなに可愛らしいのに、ハスキー。だから正義感溢れる台詞を言うと、とっても芯があるキャラクターに見えるのです。
あとアカギツネの男性ニックの声も字幕版は素晴らしいです。こちらはとてもセクシー。ニックは32歳でジュディとは10歳近く離れていますが、ハッキリ言って見た目だけではその年齢差を感じません。ただニックの声が落ち着いていてセクシーなので、その年齢差を感じ取れるのです。

感想③「フラッシュで笑いつかれる」
ニックの友人であり免許センターで働いているナマケモノのフラッシュ。もう彼が出てくるだけで笑える。というか免許センターで働いてる職員が全員ナマケモノなのが笑える。時が止まってしまったというくらい行動がゆっくり。なので免許センターは行列だらけ。このフラッシュが出てくるシーン、上映中でもリアクションが大きいアメリカでは大盛り上がりだったらしいです(笑)

感想④「ガゼル最高!シャキーラ最高!」
主題歌である「Try Everything」を歌うのは、劇中で美しき実力派ポップスターのガゼルを演じるシャキーラ。この主題歌が歌詞もメロディも素晴らしい。観終わったあとは、この曲が頭から離れませんよ。Oh oh oh oh~って言いたくなります。毎朝、通勤や通学中に聴きたくなる一曲。
カッチェ

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