インド発のSFコメディ＆ラブストーリー。
留学中に大失恋し、今はTV局に勤めるジャグーが「番組のネタになる」と目をつけた変わり者の男性P.K.の正体は、地球探査のためにやって来た異星人。
宇宙船を呼ぶためのリモコンを失くし、取り戻すために神頼みに賭けるP.K.が、胡散臭い宗教ビジネスの導師と戦うストーリー。
何年も前からレンタル店でパッケージは見ていた今作、「SFだったの？」というのが率直な感想。
多くのインド映画同様に尺は長いけれど、ジャグーの恋を描く序盤、ジャグーとP.K.の出会いを描く前半、P.K.の恋と宗教ビジネスとのバトルを描く後半… と、割としっかり内容に合わせて構成が分かれているから見やすい。
テンポの良い展開とP.K.のキャラクターに笑いつつ、恋の行方にはめちゃくちゃ泣いた…！
「（地球人とは違って）嘘はつかない」と言ってるくせに、故郷の星に持ち帰ろうとしているカセットテープの中身、思いっきり嘘ついてるじゃん😭😭
P.K.役のアーミル・カーンの出演作、他に観たことのあるのは『ダンガル』だけだから、評価の高い『きっと、うまくいく』も観ようと思った。
作品によって雰囲気がまるで違うのはスターだからこそなんだろうなあ。
今作では純粋でまっすぐなキャラクターがキュートで素敵だった。
