リバイバル上映で鑑賞。今回が初見。
ウィノナ・ライダーのキュートなビジュアルが印象に残っていて観たかった、ジム・ジャームッシュ監督作品。
欧米の複数の都市を舞台に、タクシー運転手と客のやり取りをオムニバス形式で描く。
オムニバス形式であることやいかにもアート映画な雰囲気なことは良いとして、タクシー運転手がやたらと客に話しかけるシチュエーションがあんまり好きじゃないので、1〜2組ならともかくオムニバスでやられるのが私にとっては結構しんどかった。設定を確認したうえで心構えして観るべきだったな…
エピソードや設定として好きなのは一番最後のヘルシンキ編。
あとひとつめのロサンゼルス編のウィノナ・ライダーはやっぱり可愛い。今作ではファッションも含めてツボ。
加えて『ベティ・ブルー』が好きなので、パリ編に登場する盲目の女性役の俳優、ベアトリス・ダルだったのね！ というのが驚きだった。
作品自体が苦手なわけではないので、きちんと心構えしたうえで再鑑賞したい。
