今回もボリウッドらしいボリウッド映画でした。歌って踊って感動しちゃう。ボリウッドの定番。
インド映画なのに、こんなテーマ、宗教いぢりしちゃっていいの ？と思うが、ユーモラスにポップにコミカルに描いていて、決して神や宗教を否定してるとか、貶めるとか、虐げるとかではなく、神様、宗教ってなんなの？とか、盲信している人たちに疑問を投げかける作風は好感が持てるし、面白い。
宇宙人から見た神様、宇宙人から見た地上って、おかしなことだらけ、矛盾だらけだよね。そんなおかしなことだらけの中で暮らしているから忘れちゃってるし、麻痺しちゃってることをPKは教えてくれた。
全能の神がいたら飛行機は墜落しない、っていう『神のゆらぎ』を思い出した。
『きっと、うまくいく』の監督、主演コンビが放つ、みんなが思っている宗教の欺瞞を暴く痛快エンターテイメント！『きっと、うまくいく』の興行収入を超えたって言ってるけど、好き嫌いわかれそう…。だけど、そんなに熱くというか、真剣にならずに楽しめば、楽しめる作品かな？去年は『帰ってきたヒトラー』とかもあったしね。娯楽ですから。こんな作品が堂々と作られるなんて、いい時代になったな〜
