ペンソー

ジャスティス・リーグのペンソーのレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
3.2
DCEU第5作目にしてついにヒーロー集結。
そうは言っても集結したヒーローの半数はまだ単体作品がないのでほぼ「誰だこいつ」状態。
能力とかは知ってたけどやっぱり馴染みがないので"アベンジャーズ"のような感動はなかった。

ストーリーは超絶普通で、めっちゃ面白いわけでもすげぇつまらないわけでもない、とにかく普通っていうのが一番しっくりくるような内容だった。
ただ、やはりスーパーマンの存在は扱いがかなり難しいと思ったし、スーパーマンさえいなければもう少し面白いストーリーになっていた気がしてならない。
観ていてどんなピンチに陥ってもスーパーマンがいるから大丈夫ってなっちゃうし、強さがあまりにもケタ違いすぎて敵と戦っても面白みがない。
毎回だけど、これはDCEUにとってかなり致命的だと思います。

DCEUの敵は毎回造形が似てる。"スーサイドスクワッド"や"ワンダーウーマン"の敵と似通っているせいで「今回はこいつが敵なのか」って認識しづらい。オンリーワン感が足りない。

フラッシュがいいキャラしてた。みんなと馴染もうとする姿勢が可愛らしい。
ワンダーウーマンは相変わらず美しくて強い。
フラッシュがバットマンに「あんたの能力は?」って聞いてバットマンが「金持ちだ」っていうシーンめちゃくちゃ好き。

スーパーヒーローが集まっているだけあってやはりカッコよさは抜群。
ただ、ストーリーはどうしてもMCUに勝てない。これからもMCUに勝る日は来ないということが確信に変わってきました。

B・アフレックのバットマンにも慣れてきた。
DCEUのアルフレッドであるJ・アイアンズ、イケメンだし渋くてカッコいい。
海底のアトランティスの女の人、A・ハードだったとは。

オープニングで流れる「Everybody Knows」っていう曲が完全に"ウォッチメン"の「The Sound of Silence」と雰囲気が丸かぶり。さすがは同じ監督なだけあると思った。

相変わらずスーパーマン強すぎ。これに尽きる映画でした。
ペンソー

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