このレビューはネタバレを含みます
アイアンマンからのMCUの10年がここにすべて収束されたという感じですね。もちろん、まだ前編なのでああいう終わり方にはなってるけど、とにかくまさに息をもつかせぬ展開でたまらんです。
これまでちょこちょこと登場してきたサノスがついに本気出して攻めてきて、それに対峙する面々。個々の関係やら感情やらがもつれる中、否応なしに地球を護るために立ち上がるヒーロー達というね、王道なストーリーながら燃えます。とにかくあれだけの数のヒーローが登場してるのに、それぞれにきちんと見せ場があって、ちゃんとバランスよく配置しているし。やもすれば暗い展開になりがちなところだけど、そこはGOGがちゃんと笑わせてくれたり。とにかくバランスいいなぁと感心しました。ソーに勝手に対抗意識燃やすスターロードとか、やっぱり喧嘩するスタークとストレンジとか、ソーの新しいハンマーの柄になるグルート、そのグルートに自己紹介するキャップ、ウインターソルジャーとロケットの乱れ打ちとか。GOGってMCUの中ではこんなに重要な役割だったのかと思い知らされましたよ。
それとね、スパイディがやっぱり可愛い。スタークさん大好き感が溜まらなく愛らしい。これも見所でしょ。
絶大な力をも持つ敵のサノスも、意味なく虐殺しているのではなく、目的を持って行動しているというところで絶対悪としていないのがいいよねぇ、ここでもサノスの養女であるGOGのガモーラが重要なキーパーソンだもんね。ラストのしみじみするところもなかなか。
そして、レッドスカルが思わぬところで登場したりするのも、ずっとシリーズ観てきたファンならなるほどと思うところだし、エンドクレジット後のフューリーには喝采!(まぁ一瞬だったけど(笑))しますなぁ。
で、そのフューリーが呼び出すのは次々作のキャプテンマーベルのようだけど・・・彼女、過去のヒーローだよね。このキャプテンマーベルの登場でMCUは新しい時代に入っていくんだろうし、アベンジャーズも世代交代なんでしょ。
さて、半分消えてしまったアベンジャーズ、次作でどう復活しますか!ロキはどうなったのか、次でコールソンは出てくるのか。色々楽しみ!!