二式

キャプテン・マーベルの二式のレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
3.4
ヒーローの誕生譚は今までにない自分の過去を探すSFミステリーな内容。自分は何者なのかと誰が敵なのかという二つを軸にサスペフルに展開していく。そして、全てが分かった時に覚醒して輝きながら圧倒的なパワーで敵を倒すところは爽快。最後のアベンジャーズのテーマが流れる瞬間は最高にテンションが上がった。

でも、今までのマーベル・シネマティック・ユニバースの中では微妙。脚本が弱い。サスペンスがメインである割には先が読めたり、真実が分かって行く過程の盛り上がりが欠ける。ここが弱いからいざ覚醒してもイマイチ盛り上がらない。90年代という設定も、小ネタ程度でしか生かせてないように思えて残念。

あと、アルカプをやってたので不快ではないスクラルの違和感が凄い。ファクター使って、上から降ってきてインフェルノーって叫ぶ奴だったのに、映画では真面目な感じで納得いかない。
二式

二式