やまひろ

キャプテン・マーベルのやまひろのレビュー・感想・評価

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.0
『私が戦争もウソも終わらせる』

2019年のアメリカのスーパーヒーロー映画
マーベル・コミック「キャロル・ダンヴァース」の実写映画シリーズ1作品目
「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)シリーズとしては第21作品目の映画となる。

今年はマーベル映画の一つの区切りとなる年、4月に公開される「アベンジャーズ/エンドゲーム」がそうだ。
そのエンドゲームにつながる重要な作品『キャプテン・マーベル』

しかし、この作品は直接的に繋がるということではなく、アベンジャーズが結成されるに至った経緯とキャプテン・マーベルというスーパーヒーローが存在するんだということを伝えるための内容となっている。(直接繋がりがあるのはアントマンの方かな)

まず、この映画の冒頭、マーベル生みの親スタン・リーへの追悼の意を示す演出…ここで泣きそうになる。素敵な演出だ。


今作の予告編を見ていると、どうも謎多きサスペンスちっくな雰囲気だと思っていたが、たしかに初めは特に説明もないまま進むのでちょっと違和感あった。
それでも物語が進んでいくうちに理解していく、これは主人公キャロル・ダンヴァース(ヴァース)が過去を取り戻す為のストーリーなのだ。

場面が過去に行ったり来たりして、ちょっと混乱したw

今作で大注目のもうひとりニック・フューリー、今作は彼のオリジンを描く作品でもある。
デジタル技術によって25歳若返ったフューリー(サミュエル・L・ジャクソン)、ホント良く出来てるわ。あとコールソンも
さらに、愛猫家のサミュエルの素が出た場面、そうグースを可愛がるフューリーを見てすげー好きになったw

「かつて私は、ある者を信頼していたがために、片目を失った」
フューリーがキャプテン・アメリカに言ったセリフ(ウィンターソルジャー)、おいwそれグースのことかwww

茶トラのグースが今作のマスコット的な役としてシリアスな中でも微笑みを届けてくれる、しかしその正体は…いやまじであれは危険生物だわw
(※茶トラを飼う自分としては、グースの可愛らしさを我が愛猫と比べてしまう。百歩譲っても我が愛猫の方が可愛いが・・・w)

ストーリーとしても良くまとまっていて、ラストになるに連れて真実がわかってくる。予想しやすいので途中で、というか初めから気づく人多いよね。

終盤、ついに覚醒したキャロル、その強さたるや、規格外すぎて若干引くwいやいやいや、それ反則的に強いじゃないですか!!!ロランも逃げるわよw
キャロルがキャプテン・マーベルとして、アベンジャーズに合流するエンドゲーム、これは希望となりうる!


4月のエンドゲームに向けて、期待が膨らむ作品でしたね!
やまひろ

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