前作は全体像が見えない上に、敵もよく分からない、言ってしまえば魔法生物見せたい映画だった。
それに比べて本作は、全体像がわかってきた上に、宿敵グリンデルバルドのカリスマ性も見えて来て見応えがあった。
それに加えてハリポタシリーズのダンブルドア、マグゴナガル、ナギニなどなど前作シリーズの登場キャラの過去の姿も出てくる。ハリポタシリーズ好きとしてはやっぱりテンション上がった。
もちろん魔法の生物たちの活躍も良かった。中でも二フラーはずる賢いわ、可愛いわ、活躍するわでとっても魅力的だった。
ヴォルデモートが絶対悪であるのに対して、グリンデルバルドは行き過ぎた善といえようか。共感できるところがある故に惹かれるものがある。私はヴォルデモートよりも好きかな。
本作は完全に次作への繋ぎ作品だからスッキリしないポイントが多々あるけれど、全体的に前作よりも楽しめた。
ちなみにジョニーデップは役を降板するそうで。狂人役でジョニーデップの右に出る人はいないと思うのだけれど、次回作はどうするのかしら。