Kuri

イロイロ ぬくもりの記憶のKuriのレビュー・感想・評価

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)
3.8
映画館で観たかったけど機会があわずDVDで。
シンガポール映画、初めて見ました。

全体的に白基調の画面の中で
シンガポールでも変わらず流れている日常を。
家族の解体と再生、疑似家族への拒否と許容と別離、少年の成長、他者への無意識な排除、
それら全てを包み込む許しと解放を
適度に突き放しつつ、観終わってみれば暖かい気持ちにさせられる。

映画内で話される言葉は
時に英語で時に中国語で、自分がアジア圏に入る時に頑張って口にしてしまうような喋り方の言葉でしたが、
その喋り方が誰もがどこかしら駄目な部分をもってる登場人物たちへの親近感に繋がっているように思いました。
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