このレビューはネタバレを含みます
原題: Weekend
静かな深い会話劇。10年経って世界は随分と変わったかに思えるけれど、当事者たちはどう感じているのだろうか。
淡々としているけれど、交わした言葉の一つ一つが心に響く。
「コンクリートは嫌なんだ」
馴れ合いの関係から距離を置きたいというグレン。何故ポートランドを選んだのか?
アメリカの大都会でもない限り、今現在でもかなり保守的だと聞くのに。オープンなカリフォルニアなどを選ばなかったのはグレンらしいとも言えば、言えそうそうですが。
グレンが孤児であるラッセルの父親役になって、カミングアウトしてみるシーン、好きです。
最後の別れのシーンも…。