emily

ピエロがお前を嘲笑うのemilyのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
2.9
天才ハッカー、ベンヤミンが警察に出頭。内気で仕事もうまくいかなかったベンヤミンが好きな女の子のためにハッキングをして試験問題を手に入れようとしたがうまくいかなかった。
社会奉仕活動中にハッカー集団と知り合い、ベンヤミンもハッカー集団“CLAY”の一員として、ハッキングで注目の的になる。あるときハッキングが殺人事件に発展してしまい、自分達にも危険が差し迫っており、自ら自首することに・・・

ハッキングとはどうゆうものなのか。スリリングなその行為を爽快な音楽にのりリズムよく見せてくれ、時間軸やヒントも織り交ぜながら、とにかくストリー展開がテンポよく、逆にそれが観客を惑わす。

考える時間を与えずスリリングに展開する物語に、最後の畳みかけも見事。

しっかり人間ドラマも組み込まれているので、ハッカーの映画と聞くと苦手意識をもってしまう人でも、別物として見れるし、最後まで全く飽きることなく、気が付いたら、感情移入してる自分がいた。
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