日比野くらし

怒りの日比野くらしのネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

凄い とにかくすごかった 最近ではめずらしく予告がネタバレせずに興味を煽るタイプなのだなとわかりかなり感心しました キャスト陣、申し分ないです 全てが相乗効果で良い方にしか作用していないような印象 本当にすごい 中でも私は宮崎あおいさんの演技が本当にたまらなかった 渡辺謙さんがお父さんであるというプレッシャーやワクワクなど 全てが込められているようで そもそもこのキャスト陣のなかで飛びぬけるというのは相当困難だろうなと思うのですが 本当に 宮崎さんが持つ空気感をうまく使っていて それでいて「愛子」だったので最強としか言いようがないです あと、やっぱり、メチャクチャ可愛い どのキャストも泣きの演技が印象的でした 広瀬すずちゃん 米兵にレイプされるシーン 圧巻でした もうseventeenの自室紹介でバスケットボールの話ばかりするおてんばモデルさんではないのですね さみしくもあり嬉しくもあり 妻夫木聡さんと綾野剛さん よかったあ〜よかった 剛くんがセンチメンタルボーイズの藤森さんに似てて笑った 強気でプライドも高く自信家の優馬(妻夫木くん)が本当は直人(剛くん)に主導権を握られているという事実 アア〜〜ビバ脚本というかんじ 一つの事件およびその犯人を軸に各ストーリーが織りなされるというものだったのですが本当に脚本が秀逸でした オチがすごい 本当にオトしにかかってくる 覚悟が必要です 冒頭10分くらい、本当に圧巻で 愛子がイヤホンを渡したところでゲイパリピ屋上ナイトプールにカットが繋がった時はスタンディングオベーションしそうだった マジで すげえよ脚本すげえよ編集すげえよ整音、、 というかんじでした 空撮の多さなども加味すると予算があったことが伺えますね 日本も予算があればこれだけできますからもっとできますから と 強く思えた 大切な作品です 世界にみせたい