もじゃ太郎

怒りのもじゃ太郎のネタバレレビュー・内容・結末

怒り(2016年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

SNSによるコミュニケーションが進み、人間関係が希薄になった現代ならではの作品か。一緒にいる人間の素性がどんなものか分からない。

森山未來の世界と渡辺謙の世界がどこかで交錯するかと期待していたが、結局最後まで平行線を辿って終わったのに拍子抜けした。

各俳優は著名な方ばかりだが、それぞれが昔からその立場で生きてきたかのような凄みがあった。
加えて、ゲイの表現があまりに生々しく、初心者の私にとっては衝撃的で、ただならぬ作品を予感させた。