79

シン・ゴジラの79のネタバレレビュー・内容・結末

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

こりゃすごいよ。エンドロールの割れた音源が最高にかっこいい。

ゴジラの映画かと思いきや、内閣とか外交とか人の映画でした。それにしても動きが面白かったな。国民の命を守る、ゴジラをどうにかする、他国との関係性も保つ、やることいっぱいね。どのやり方も正解だったって判断できる人なんて誰もいなくて、その中で国を作っていかないといけないってすごいことなんだね。皮肉たっぷりだったけど(笑)リーダーがすぐに変わるのが良いこともあるしね(笑)

「好きにすれば」にまつわることが、庵野監督の映画づくりに対する気持ちが出てるのかなとかいろいろ考えられる。この国は好きなようにできないけど、1人じゃなかったらできる、とか。
ゴジラの存在は、原子力発電ってところなのかな。結局この地球上でいちばん強力なものだし、害を与えるもので、でももう存在することは不定もできないし地球上から核を排除することもできない。共存して行くしかない。言いたかったんかな。

取材協力に小池百合子氏。資料協力に宮沢賢治の「春と修羅」。温度調節のできない初期ゴジラがなかなかに怖かった、、、

ゴジラがどうして誕生したのか、なんのために生きてるのか、今一度認識したいです。
79

79