かなり久しぶりのおそらく2度目の鑑賞。デヴィッド・ボウイの歌う姿以外は全く覚えていなかった。人形劇界の第一人者ジム・ヘンソン監督でジョージ・ルーカス製作の1986年作品。
特にゴブリンの世界「ラビリンス」では主演のジェニファー・コネリーとデヴィッド・ボウイ以外は殆どが人形劇で表現されているのが新鮮に観えて楽しかった。シーンが次々に移り変わる舞台劇を観ているような感覚だろうか。セットの手作り感がこのストーリーにピッタリだと思う。
80年代前半にデヴィッド・ボウイはオーケストラやシンセサイザーを交えたポップスを多く産み出していたので、トレヴァー・ジョーンズ作曲のややミュージカルの様なこのサントラには自然な流れだったのかも知れない。デヴィッド・ボウイらしい歌声は聴けるものの楽曲がもう一歩と言う感じだろうか。
子供が観ても十分楽しめる内容だと思う。
