transfilm

クリード チャンプを継ぐ男のtransfilmのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

予告編を観て、ものすごく好きそうだったので
これは公開日に観に行こうと決めていた映画。
昨日観てきた!。期待通り熱かった!
かつてのチャンプも、いまや栄光はすべて過去のものとなったただの老トレーナー。彼の人生最後の希望をかつてのライバル、そして親友の息子に託す。という、設定だけで激熱な作品です。

この映画、細かく感想を書くと、じつは期待はずれな部分もあるにはあった。それはなにかというと、主人公の生い立ちとキャラクター。
自分は、スポーツ映画にはヒューマンドラマの要素を大いに求める性質で、特に主人公の生い立ちが不幸でそれをハングリー精神ではねのけたり、あるいは家族や弱い立場のものを守るためにもはや後には引けない闘いだったり、、という設定だと完全に心に火がつく。
だけど、この映画の主人公は、結構恵まれてるし、仮にボクシングの道を挫折したとしても、まだまだたくさん生きていける場所がある。そんな男です。
なので、同じスポーツ映画でも「ウォーリアー」のほうがその点が描けていたので、好きだったりします。

ただ、この映画は「ウォーリアー」にはない良さも間違いなくあったと思う。その一つは、ボクシングシーンだと思う。
特に最後のボクシングシーンは激熱です。さすがはボクシング映画の決定版、「ロッキー」を受け継ぐ作品!という感じだった。
あとは、ロッキーとクリードの会話の内容も良いです。
ロッキーはなにか綺麗なことや、説教臭いことをクリードに言うわけではなく。自然体で、"年老いているが、男の中の男!"と感じさせる会話だったと思う。
正直いうと、クリードは子供っぽいところがある男だったと思う。だけど、シルベスタ・スタローンの受け止め方が非常に良かった。
シルベスタ・スタローンはこの役でアカデミー賞を撮るんじゃないかなと思う。というか、個人的にはぜひ撮ってほしいな。とても素晴らしかったと思う。

この監督、「フルートベール駅で」に引き続きこの映画でまたもや批評家から絶賛されてるんですけど、まだ29歳だそうです。それも非常にすごいですね!

この映画は、どちらかといえば"純スポーツ映画"だと思う。
人間の内面なんて、そんな細かいことはどうでもいい!
熱いスポーツが観たいんだよ!・・という方は、この映画を見てください。きっと後悔しないと思います!