こんな泣く？てくらいボロ泣きした…。ボクシング映画って、試合のシーン観てるとき必ず緊張する。心臓に悪い…。ボクサーを家族に持つ人は本当に大変だと思う。
随所にクラシックさを取り入れている感じがしてよかった。どことなく昔の映画っぽさがあるというか。そのへんはロッキーを踏襲しているのかな。音楽の使い方も上手い。ここぞというときに流してきて効果抜群だった。ロッキーは1作も観てないから、クリード3作観終わったら観てみよう。
ドニーがあんなゴツさからは想像できないほど、超良い子で素直で優しくて、見てて応援したくなる。マイケルBジョーダンのキラキラしたおめめが、また優しい目をしてるんよな…。キルモンガーのときはそんな印象抱かなかったんだけど。俳優さんってすごい。
留置所で本心とは裏腹に悪態をつくシーンが1番好きだった。号泣した。心の中がぐっちゃぐちゃになってたことで思わず当たってしまったドニーを、ちゃんと理解してそばにいてくれるロッキーの包容力にまず涙。それに悔しがりながらも、心を許して思わず涙をこぼすドニーの姿が施設にいた頃と変わらない子どものようで、さらに涙……。
試合はもちろん手に汗握る迫力で、ストーリーも父親の影に惑わされない、自分との闘いっていう成長していくテーマが良かったし、何よりドニーの、周りの人との関係性がすごくよかった。
