CSIを目指す学生と教授が、卒業試験のために人里離れた“死体農場”を訪れる。
学生たちは順調に課題をクリアしていくが、ひとりから「死体が動いている」という報告が入り…。
『バイオハザード』シリーズのドン・カーモディが製作を務めたホラー。
タイトルからロボットかフランケンシュタインみたいなものを想像していたら、お馴染みのゾンビが出てきたので肩透かしをくらった。
日本題名の意味が分からないし、たくさん出てくるのでどれが13号かも分からない。
しかしながら、科学捜査官の実習試験場という設定と舞台の雰囲気が良い。
どこからともなく現れた囚人ゾンビは、囚人服ボロボロでずっと前に死んだはずだけど、動きが機敏で走る。
囚人だからいかついし、そこそこしぶといし、皆ハゲてる。
ゾンビの永遠のテーマ「ゾンビになった家族、友人を殺れるか?」は完全無視でヒロインのお姉さん、かまわずガンガンいきます。
スプラッタ表現にもなかなかの気合が感じられる。
雰囲気もいいし、それなりに楽しめるゾンビ映画なので、ゾンビ映画が好きなら観ても損はしないと思います。