狭須があこ

ドライブ・ハードの狭須があこのレビュー・感想・評価

ドライブ・ハード(2014年製作の映画)
3.4
また引退後のレーサーがマスタングに乗せられて犯罪カーチェイスに巻き込まれる話や、おんなじ設定こないだも見た…

ジョンキューザックは若い頃は爽やかだったのに、オッサンになってからは胡散臭いのう。
主人公がバカで人がよくて人畜無害なダメ男で、胡散臭いキューザックと車の中で繰り広げる無駄話や掛け合いが面白かったので結構笑いました。
私はコラテラルとかも好きなので、クソ映画を期待してた割に、意外とこれ楽しかったんだよな
無害な子羊にもどっかでタガが外れる瞬間がある

娘がサイコパスだったり、ババアとのバトルが迫力ありすぎるし、店員のおっさんのとこもアホ過ぎて中盤はマジで面白くて爆笑したんだけどこの映画、見たことないレベルでカーチェイスがクソだった

いやなんでカーチェイスこんな迫力ないん!?
スゲーのろのろ走ってるように見える。まずスタートが遅い
車と追っ手とカメラが同じスピードで走ってるのを正面から撮ってるからなのか、最早止まってるように見える

タイトルがコレで、主人公が元レーサーで、その設定でお前、コレ!?
オムツ足りなくて急いで買い物に行くママの設定ならいいよ!?

とにかく日常の車の運転のようなシーンを、アクセルやハンドルを映すことでカーチェイスっぽく見せてる映画でした
男同士の珍道中みたいなぐだぐだ感はべつにキライじゃないんで、この監督はカーチェイスは諦めて、もうコメディ撮って欲しいとおもう
狭須があこ

狭須があこ