ぶれ

クラウンのぶれのレビュー・感想・評価

クラウン(2014年製作の映画)
3.5
ピエロの怖さをこれでもかと思い知る映画。やっぱりピエロって怖いって!
なんで子供たちは高確率で好きなんだろうか。

誕生日の息子を喜ばせようと、ドタキャンされたピエロの代わりを務めようと自分が管理する空き家の地下にあった衣装をまとった主人公。
しかしそれはただのピエロ衣装ではなかったのです。

衣装は脱げず徐々に変貌していく主人公。
物語の途中で、主人公が着てしまった服はピエロの起源となる北欧の悪魔に変身してしまうものであることが判明します。

それを脱がせるには「首を刎ねて悪魔を退散させる」か、「子どもを5人食べさせて満足させる」しか手段はありません。

なんとか夫を元に戻そうと奔走する妻と、主人公を信じる息子、悪魔を退散させるために主人公の首を狙う老人。
果たして結末はどうなるのかと最後まで目が離せませんでした。

「That's not father.」の一言がとても重く、耳に残りました。

ゴア描写もほどほどあり、ホラーが観たい方にはおすすめできる作品です。
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