思い立って観た割にアタリだった良作。
MS-DOS、X68000、MSXなどその時代のパソコン(マイコン)に触れたことのある人ならノスタルジーを感じるかもしれません。
なにせゲーム媒体がROMじゃなくてカセットテープですからね!
それがデータの入ったメディアだと理解できなくて、普通のラジカセで再生してみたりしていた子供の頃を思い出しました。
緑の単色ドット絵で表現される呪いのゲームは今だからこそ逆におどろおどろしい。
それだけ古いにも関わらず、現実世界とリンクするあり得なさは「一体何が起こっているのか」とワクワクしてきます。
内容的にはホラーかつデスゲームの要素があるため、痛々しい表現はちょくちょく入ります。
最後まで観た後、映画の最初を見返すと「なるほど!」と理解するでしょう。
今ホラーが観たいという気分の時におすすめの作品です。