このレビューはネタバレを含みます
TV放映されたアニメの満足度が高かっただけに、期待し過ぎてしまったのか…。続編となる本作にはあまり満足できませんでした。
前作の後日譚。最終話で、帰ってきた未来ですが、記憶が失われており…。彼女が再び自身の弱さと向き合う様子などが中心に描かれていました。
TVアニメでも話が飛躍していたり、疑問が所々残るような作品ではありましたが、本作で伏線が全て回収された訳ではなく…。秋人の生い立ちや秋人の母親の素性についてはまだまだ多くの謎が残り、消化不良の印象。未来の記憶も中途半端にしか戻らず、もやもやしました。
展開についても、帰ってきた未来をわざわざ記憶喪失にさせ、再び掻き乱して、最後は大団円という形に正直納得できませんでした。
TVアニメの感動的だった展開や、作画が美しく素晴らしい分、残念に思ってしまいました。