氷雨水葵

ゴースト・イン・ザ・シェルの氷雨水葵のレビュー・感想・評価

2.8
2023年リライト36本目

悪くはないが…

◆あらすじ
エリート捜査組織’’公安9課’’を率いる、脳以外は全身義体の女性・少佐(スカーレット・ヨハンソン)。

少佐は、ハンカ・ロボティクス社が推進するサイバーテクノロジーを狙う、謎のサイバーテロ組織と対峙するが―――。

◆感想
U-NEXTで適当に漁っていたところ本作に行きつきました(再鑑賞)。士郎正宗原作『攻殻機動隊』をハリウッド実写化。キャラクターや世界観はそのまま(多分)に、原作やアニメでは描かれなかった素子の過去が明らかになっています。久しぶりに観たといっても、出てくる感想はやっぱり「イマイチ」なんですよね…笑

スカヨハ演じる少佐が微妙に似ていなくて、ほかキャラクターたちもアニメや原作に寄せているものの、ほぼ雰囲気のみ。吹き替え声優をアニメから持ってきてそれっぽくしているけど、如何せん違う。北野武演じる荒巻課長が一番似てなかったですけどね!?
ただ、サイバーパンクな街並みはさながら『ブレードランナー』のようで悪くはないし、個人的に好きな感じでした!少佐が光学迷彩でビルの上から飛び降りたり、水辺でしぶきをあげながら戦うシーンもよかったですね。ここらへんは『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の描写を踏襲していました。ピチピチボディスーツのスカヨハ見れたのは嬉しい!!
全体的に、私のなかでアニメS.A.Cをイメージするからよくないのかもね💦てか、クゼは2ndGIG(個別の11人)にしか出てこなかったはずだけど、そこらへんはハリウッド実写オリジナル要素だったってことかな。CV:小山力也だったけど似てなかった(笑)

個人的には、のちにバトーさんの愛犬(?)となる犬種バセット・ハウンドのガブリエルが登場したのが細かいなぁと思いました。短足で耳がでろーんってしてるの可愛い。あと、トグサが使用している銃がちゃんとマテバ(ちゃんと見えなかったけど)だった!!

アニメや原作で描かれなかった少佐の過去っていう設定は、驚いたけど悪くはなかったと思います。
氷雨水葵

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