やまひろ

ゴースト・イン・ザ・シェルのやまひろのレビュー・感想・評価

2.0
『私は少佐、同意するわ』

2017年のアメリカのSF映画
原作は日本の漫画『攻殻機動隊』をルパート・サンダースが監督を務める。

まず、この映画を語る上で押井守版のアニメ映画「攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL」を観ているか観ていないかで印象がかなり変わってくるかと思う。
私は観たことがあるので、今作を観ていて、原作に対してのリスペクト、とても忠実にしているんだと思った。。。

が、しかし、SF映画で「ブレードランナー2049」を観た後だと、映像や世界観がなんともチープに見えてしまうと言う事。これに尽きる。
違う映画なんだと言えばそれまでだが、今作の世界観が似ているだけに、どうしても比べてしまう。アニメ映画が名作だけに、下手に実写化して酷評されているのはとても残念だ。

あとはまぁ、キャスティングが酷い
たけしが日本のヤクザにしか見えない件、あとセリフが聞き取れんwよくこれでOKしたな監督
にも関わらず、なんか見せ場があって、決して強そうに見えないし動けてないのにwラストなんて美味しいとこ取りw

ホントいまいちだったわー


※アジア人キャラクターの草薙素子役に白人女性のスカーレット・ヨハンソンをキャスティングしていることに対し、激しい議論が起こり、人種的不適当、非白人の役を白人が演じるホワイトウォッシングであるという批判が起こった。

日本でスカーレット・ヨハンソンを起用したことに対してはほとんど批判なんてなかった気がするけど、こういうことで映画の評判が決まってしまうのも勿体ない。
でも、内容がこうも微妙なら、その批判を覆すことはできないんだろうけど。
これが超出来よくて、だれが観ても納得の作品だったなら、そこまで批判されてなかったのかもしれないしね。


うーん残念
やまひろ

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