「ゴーダあいのうた」を観たい!
これから観れるかな、、
そのオリジナル版だということ。
フランス映画なんだね。
良い映画です!
分かっていながら、終盤は心地よい涙がぼろぼろ落ちました。(オヤジ泣く😅)
登場人物がみんないいね。
主役のポーラ。
良い子の土台がちゃんとある子。
だから、毎日の生活に、これでいい!って自分に納得させて、思うようにしてる。
家族が大好き、仕事も嫌いじゃない、
でも、これでいいのか、私にしかできないことはないのか、、
良い子だからこそ、悩むんだろう。
お父さんもお母さんも弟くんもお茶目で
可愛い利己主義。
この作品の良さは、
障害を持った人たちも、パーフェクト善人者として描いていないこと。
かなり勝手だったり、エッチだったり、
そこが笑っちゃう
そんな家族の出っぱりみたいなところを
みんなポーラが請け負ってくれていたんだよ。
聴覚障害がテーマの一つだからこそ、
ポーラの歌をどう見せる、聴かせるかが、この映画の見どころであり、評価のターニングポイントだったんだけど、、、
やっぱり、うまいわ!
いいわ!
最初にあの音楽の先生が
「きみには才能がある!」て、ポーラを
強引に誘っていたとき、
正直、「ん、、?」て思っちゃっていた。
「マルキドサドがなんちゃら♪」て歌、
あんまりうまいとは思えなかった。
声や歌が素晴らしい的な映画って、難しくて、
画面上から聞こえてくるが歌声に、観客が
「それほどじゃないんじゃない?」て
思っちゃうと、もう先に進めなくなっちゃう。
(日本のメジャー映画でも、そーゆーのたくさんあるんだろうね、洋画でも犬の再生作品のパート2で、主人公の女の子が歌手志望の設定だったけど、「この歌声で?」て思っちゃたら、その後ダメだった、、てように、、)
でも、ポーラが歌う後半の2回のシーンの
観せ方、聴かせ方が実にうまい!
どー上手いかは、観てほしいし、
観た人と共感したいな、
ポーラが一番聴かせたい人たちに
その人たちの聴覚、いや、感覚全部に
どう訴えかけているかが、ちゃんと描かれているということ。
ポーラが聴かせたい人たちのその奥に
私たち、観客もいて、
その「歌う→聴く、届ける→届く」の関係性に、私たちは感動するのだと思った。
決して、美人タイプじゃない、ちょっぴりふくよかなポーラが、可愛くて、愛しくて
心から頑張れ!って、画面を通して
エールを送ります!贈ります!