hua

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒーのhuaのレビュー・感想・評価

3.6
正直、どちらかと言うと紅茶派。
すみません。
コーヒーも飲むが、カプチーノやカフェ・ラ・テ派。
本当にすみません。
と謝りたくなるドキュメンタリー。

ブルーボトルコーヒー創業者のジェームス・フリーマン氏の子どもの時の言葉
「いい香りなのに、なぜまずいの?」
というのがよく分かる。
コーヒーの香りは大好きで、コーヒー豆の香り、淹れたてのコーヒーから漂う香りはいつまでも香っていたい。
別のコーヒーショップのオーナーの言葉。
「ベッドから出たくない朝も、コーヒーなら飲みに行ける」なんて言ってみたい。

栽培からほぼ手作業によって丁寧に作られるコーヒーが、私たちの元に届けられる工程を知ると、一杯のコーヒーをいただくことに感謝の気持ちが生まれる。
自分が生産したコーヒーを飲んだこともない人々の生活が豊かになり、その生活が生涯において保証されることが素晴らしいことなのだと思い、奥深いコーヒーに興味を持った。

今後コーヒーを楽しんで味わえるような、そんな人間になりたいと思える作品であった。
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