佐藤

スター・ウォーズ/最後のジェダイの佐藤のレビュー・感想・評価

3.6
ある意味スターウォーズらしさがない作品でした。
というのも、冒頭からこれまで最重要アイテムであったライトセーバーを放り投げるシーンから始まり、最高指導者の最後はあまりにも味気なく、レイの親の正体にもがっかりさせられる始末。
らしさをもれなく裏切られる展開は面白かったのですが、これまでの作品を制覇しておかないとそれが分からない、フォースの覚醒から観始めた新規のファンをふるいにかけるような一本に思えます。
しかし、ラスト15分から畳み掛けてくるあの決闘のシーンはスターウォーズの中で最も好きな場面の1つです。

この作品は劇場でも観たんですが、開始から1時間30分ほど経ったとき猛烈な尿意に襲われたことを覚えています。
152分あるとも知らず残り30分くらいだから我慢出来るだろうとたかをくくっていたらそのまま約1時間も我慢させられました。
私の最後の膀胱が覚醒して夜明けを迎えるかと思いました。
そんな思い出深い映画です。
佐藤

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