レイは何故メアリー・スーになってしまったのか。彼女が活躍すればするほど、この疑問が膨らんでいきました..
批評家やシリーズファンからは批判の声も多くありますが、JJによる尻拭いは成功してると思うし前作よりも楽しめたのは間違いないんですが..ただ、このサーガの問題点を挙げるとするなら、それは色んな意味で中途半端だったこと。色んな声が邪魔をしていたり、規制やらで本来チャレンジしたかった課題をどれもクリアーしていない印象を受けます。例えば人種を超えた恋愛も描こうと思えば出来てた訳だし、結局のところリスクを恐れて当たり障りなく丸く収めた感じが強く、しかもそのやり口がレイの超人的な活躍だったり、ミレニアムファルコンに依存していたりと、なんだかなぁって感じでした。
役者や演技に関しては問題なく、殊にアダム・ドライバーは良い仕事してましたし、他の主要キャストもこれといった不満はなく、総じてお祭り映画としての基準は満たしているので、ガチ勢でなければ鑑賞して損はない一本だと思います
