HidekiIshimoto

ぼくとアールと彼女のさよならのHidekiIshimotoのレビュー・感想・評価

4.0
恵まれたアメリカの、ほろ苦いハイスクール青春映画、、いやいやそうじゃない。だいたい全編にBrian Enoの流れるハイスクール映画なんてあるわけない。けど"彼女"も衣装も最高にキュートだし"ぼく"の語りはファニーでコミカルだし涙もぽろり流れる。けどじゃあなんなんだこの言葉にしようしてならない感覚は?このざわ立つ鳥肌の感触は? あ、、ヤバ、、、これって、愛? どうやらこれは物質的豊かさゆえ死が虚構化したような場所で、虚構を剥ぎとる死によって愛を描きえた映画。70年代Enoファンなら倍泣きのストレンジハイスクールムービー。