ジニョク

マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフンのジニョクのレビュー・感想・評価

4.0
そうだ!ゴズリング様を観よう!
と思ったのだけど、いや、待てよ🤔
私にはやるべきミッションがあるのです。
(てか、ミッションだらけだよ💧)

少し前に観た『オンリー・ゴッド』
これの制作現場を撮影したドキュメンタリーを観たかったのです😳
ゴズリング様もちょこと出てるしね☺️

とても意外でした!
ニコラス・ウィンディング・レフン監督、
とても個性的で我が道を行く方だと思っておりました。
どうやら『ドライヴ』まではそんな感じだったっぽいですね。
でも『ドライヴ』が絶賛され大成功をおさめてしまってからは売れることや世間の評価がとても気になり出したみたい…。

ご存知の方も多くいると思うけど『オンリー・ゴッド』は賛否両論有りの万人受けしない作品。

それを知った上で『オンリー・ゴッド』の制作を苦悩しながら進めるレフン監督。

冒頭でアレハンドロ・ホドルフスキー監督に言われます。
「成功した事をいったん忘れなさい。楽しんで創らなきゃ」

頭の中では理解しつつもモヤモヤと不安な気持ちのレフン監督。
家族の前では不機嫌で不安丸出し😅

このドキュメンタリーの撮影は主に奥様が撮っているのです📹
異国の地、バンコクへ幼い子供を連れて数ヶ月のホテル暮らし。
そして、1日中旦那さんに密着して撮影。
夫に対しての不満が会話の端々に出ちゃうのは仕方がない。
監督も言葉端を捉えて絡んだり💦
あぁ、これは辛い。
でもとても人間らしい一面だとも思いました。

そうこうして迎えたカンヌ国際映画祭。
会場へ向かう車の中で娘ちゃんが言い放ちます。
「たかが映画だし。世界の終わりじゃないよ」
この一言が妙に私の心に刺さりました😅

で、思いました。
私は映画を観てあれこれ好き勝手を言ってるけど、ひとつの作品にかける時間、思いを想像した事があったかしら😳
どんなに酷いと思う作品にもこおゆう現場があるのよね。

カンヌのあとにも一般の方々の評価を読んでひどく傷ついた顔のレフン監督。

これは『オンリー・ゴッド』の前に観るべき作品だったかもしれません💦
急にあの映画が愛おしくなりました。

やっぱりその人の事を少しでも知ってるのと知らないのとじゃ全然違いますね!
想像以上に若くて人間臭いレフン監督のことが気になり出して仕方がない!

次はゴズリング様がレフン監督に影響されまくって撮ったと思われる、ライアン・ゴズリング監督作品を観たいと思いま〜す😁
ジニョク

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