あまり派手な宣伝もなく、ひそかにGWで公開されている「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー監督賞にノミネートされたガス・ヴァン・サントの最新作。
主演はマシュー・マコノヒーと渡辺謙で日本を舞台にしたアメリカ映画です。
出来れば、ストーリーも予告も見ないで何の情報もなく観ていただきたい映画です。まわりからの雑音が多いと先入観が入ってしまいこの映画の面白さが半減してしまいます。
だからあえて、ストーリーは書きませんが、カンヌ国際映画祭ではスタンディングオベーションどころか、ブーイングでもって迎えられたという極めつけの作品ですが、
これは日本人と外国人との思想や哲学の違いから生まれたもので、反対に日本人からすると拍手を送りたい方が多いのではないかと思います。
GWに上映されている作品にしては、劇場は空席も多く、年齢層が高い方が多かった印象ですが、掘り出し物の作品です。
ラストは映画の所々に張られた伏線が、一気に繋がり、涙がこぼれ落ちました。