前半は、役者としてなかなか芽が出ず苦悩する劇団研究生 静香と、彼女に惚れて全力でバックアップしようとする純粋な青年昭夫との話がメイン。
オーディションに落ちて落ち込む静香に、オーディション受かったと早合点して昭夫は花束を差し出し、静香は、本心を吐露しながら、昭夫を花束でしばくシーンは見所の一つ。
中盤から物語が急展開を迎え、あれよあれよという間に、静香は一気に名前を売る事になる。
ラストのWの悲劇東京公演で、魅せる静香の演技は、これまでの思いを全部ぶつけるような熱演で素晴らしかった。
そして、三田佳子の美しさ、色気、儚さ、強かさ全てを兼ね備えた大女優 羽鳥翔の演技がダントツで素晴らしかった。
本当に若かりし三田佳子は美人だなぁ。