じゅん

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのじゅんのレビュー・感想・評価

4.3
帝国軍が惑星を破壊出来る究極兵器“デス・スター”を完成させる。反乱軍はその兵器の開発者の娘であるジンと共に設計図を盗もうと試みる...スター・ウォーズスピンオフ作品「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」

本日からドラマ「キャシアン・アンドー」が始まったということで、この人どうゆう人だったけ?とあまり記憶がなかったので、劇場で観た以来、約6年前ぶりに改めて本作を観賞しました‼︎

久しぶりに観たんですが、やはりめちゃくちゃ面白かったです‼︎帝国軍がバリバリに力をつけているまさに全盛期の世界を舞台にエピソード4のほんのわずか数分前までを描き、さらにエピソード4の内容により深みを与えるまさにスピンオフ作品として完璧な映画であると思いました!

反乱軍や名もなき者たちが未来への“希望”のために全身全霊で戦う姿は観ていて本当に胸が熱くなります。“希望”を受け継いでいく、スターウォーズという作品の1つのテーマであるとも言えるこのことをしっかりと描いている作品でもありました。

また反乱軍やローグワンのメンバー1人ひとりがこの“希望”のために戦うという強い意志を感じるキャラたちでそこも非常に良かったです。

終盤の空中戦や地上戦など、迫力のあるバトルシーンも健在でした!終盤のXウィングの戦いは個人的にスターウォーズの中でもとても見応えのあるシーンだと思います!

さらに、現役キレッキレのダース・ベイダーも本作では登場しています。あの有名なラストシーンでは強烈な印象を残します。

ジェダイやライトセーバーがほとんど出てこないスターウォーズ作品ですが、希望を信じ、未来のために命をかけて設計図を手に入れる、人々の記憶には残っていないかもしれないが、彼らがいなければ、その後の希望も無くなっていた、そんな名もなき者たちの活躍を描いた素晴らしい映画でした。