もっと男が女に振り回されるおはなしかと思いきや、いい意味で予想を裏切られました。
というのもたぶん、不倫=浮気と無意識のうちに認識してるからなのかもしれないですな。
愛は本能だから、どうしたってルール内におさまらないこともある。そこをなんとかぎりぎりで誰も傷つかないように立ち回ろうとする姿がなんとも滑稽で不可思議で、だけどやっぱ根底にあるのは愛あればこそなのか。
結婚だけがふたりにとってのハッピーエンドじゃない。
むしろ心がつながってないのに制度だけで縛りつけられた関係にいったいなんの価値があるのか、ともとれますし。
愛のないふたりの間で育てられる子のことを考えるとこのエンディングはどうなんだろう、と思わざるをえないのですけれど、愛がないわけではないのか。ひとことで愛といってもいろんな愛がある。ほんとうに?
ジェーンとキヴァの顔面の区別がつかなくて、最後ちと困惑しました。
しかし出てくるひと出てくるひとみんな美形。子役まで美形。
出会いのシークェンスがもう教科書のようでした。キュンキュンした。しかも実はマドンナのほうが先に惚れてましたよな大好物な展開でしたありがとう。そしてありがとう。