なかなか思いきった設定の割には楽しめました、中盤までは。
公園でアン・ハサウェイが色んなポーズをとるところが作中のピークかなぁ。
無邪気にふざけてる顔とか仕草全てキャワイイ～！
となります。
レ・ミゼラブルでは悲壮感に暮れていた人が今度は怪獣と踊ってしまう。
アンがイケメンボーイと一夜のお楽しみを過ごしたあたりからある男の嫉妬が爆発。ねちょっこい嫌がらせが始まります。
正直このくだりは全てカットで問題ないですね。
設定は面白いのでこれはシナリオミスです。
こっちが見たいのはそんなしょーもないごたごたじゃねーんだよ！
と声を大にして言いたい。
これはコメディ寄りにドタバタ群像劇にもっていった方が面白かった気がします。
基本四人行動だったと思うのですが、二人一組でアメリカ組と韓国組に別れて一悶着ありながらも、協力して事態を究明していく……とか……。
アンはお茶目な性格なので、途中ふざけたりして怪獣を動かすがなんやかんやで死人でない。
というか出ないようにアンの相方が頑張ってワイルドな彼女を制御して、韓国側は「てめぇ俺を殺す気か！」とか叫びながら逃げ回って、でもアンは笑ってるみたいな(笑
シリアスにするなら痛みも共有という点にクローズアップして、政府の怪物への攻撃で段々と弱るアンを仲間が必死になって助ける……とか。
仲間の絆みたいなんも描けて一石二鳥！
みたいな(笑
怪獣とリンクするようになった原因も正直よくわからなかったので、そこも工夫が欲しかったですね。
すいません、レビューのはずがただの妄想日記になってしまいました。
ただ、展開しだいでは化けそうな光るポテンシャルを感じたのは確かです。
