ぴのした

64 ロクヨン 後編のぴのしたのレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)
3.8
後編は新しく起きた誘拐事件がメイン。ただの模倣犯ではなく、意外なところで「64」事件との関係性が明らかになっていく。

その事件解決の過程で、64で娘を殺された雨宮、模倣事件で娘が消えた目崎、そして失踪した娘を持つ広報官の三上と、娘をなくした3人の男たちが登場。犯人、被害者、それを追う警官と、全く異なる関係の3人が同じように悲痛な思いを抱くところに、この後編の面白さがある。

後編はそういった登場人物たちの感情を絡めつつ、事件ものサスペンスとしても面白く、どんでん返しもあってなかなか楽しめる。