んん〜、安定の沖田監督作品。好き。
しかし本作、このタイトルとジャケットからは想像できない結構シビアな内容でもあり、途中泣いちゃいました。
でもやっぱりそこで沖田監督パワーなのですが、悲しさを長続きさせないというか、泣いてたすぐ後に笑えちゃうんですよね。笑えて泣けるとはまさにこのこと、という感じでした。
そしてそして、柄本明さんは流石の名優ですね。リアルさに怪演もプラスされててぴったりな配役でした。素晴らしいです。
逆東京物語というと少しズレてるかもしれませんが、モヒカンが久しぶりに故郷へ帰り、末期ガンの父親に親孝行をしようとするお話。良かったなあ。
沖田監督の作品は本当に人間を好きになりますね。性善説と言うかなんか、やさしいせかい。おもいやり。
ピザのシーンと海での父息子の会話のところ大好きです。
これにて南極料理人以降の沖田修一監督長編作品コンプリートです!短編とかも機会があれば観たいし、次回作が待ち遠しいです。