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ファイティング・ダディ 怒りの除雪車のcobossのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Twitterで話題になってたのでGyaoで無料鑑賞。いやー正月からええもん見せてもらいましたわ。最初10分ぐらいはノルウェーらしい家族映画みたいな感じだが、いきなり親父がギャングを殺し始め、最後でまた家族のお話になる。ステラン・ストラスガルドが終始真面目な顔をして主人公を務めているが、死人が出るたびに十字架と名前を出す律義さとか、無意味にかっこいいへなちょこ二代目、車の中でのギャング同士の会話とか(「日光か福祉か」)、明らかに笑いを取りに来ていてタランティーノっぽい。全く疑わない同僚の人もまたいい感じだ。セルビア人ギャング・ボスはブルーノ・ガンツ!きっとセルビア語が喋れないので大声が出せない設定にしたのだろう。恋人を殺されて裏切る金髪デブの人もよろしい。この邦題もきっと笑いを取りに来ているのだと思うのだが、本当にアクション・ファンの人が見たら怒っちゃうかも。
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