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バリー・シール/アメリカをはめた男のnanaaronのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

パイロットの腕を買われて、バカ儲けするんだけど、シールがそんなに金に固執してる様子はなく。ほんまになるがまま、翻弄されていく。

周りで起きることを、流れるように受け入れていく姿勢が好感wこうでなきゃ何も起こらない。

金が集まれば結局すべてを許してしまう妻がまた酷いしねw

「アメリカをはめた男」…邦題考えた人の無頓着センスに脱帽w

どう見てもアメリカにはめられた男です。

主人公はシールじゃなくて、「アメリカ」なんだけどなぁ

裏と表があって、起こることに理由があって、情報が最重要な世界アメリカ。

そのアメリカが生み出した男バリー・シールが、二枚舌の薄っぺらケツ出しオヤジだとしても、まぁそうゆうものなのでしょう…

編集にセンスとスピード感があって、スタイリッシュなコメディとして満足感ありました。

こうゆう、アメリカくそひでぇwみたいな映画作っている人。それを共感して楽しんでる人。

この諦めてて冷めててペシミスティックなくせに愛のある自国いじりが、好き。
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