日に40本あまりの電話が
鳴り止まない94歳の女性。
好奇心とユーモアに満ち、
その感性で
好きなものを選ぶエネルギーを惜しまない。
はっとさせられるような名言の数々。
ファッションにルールは無い
あっても破るだけ。
パーティーの服を選ぶのは
パーティーに行くより楽しい
葬式代をケチって
今も生きているのよ。
自分を美人だと思った事は
一度もない。
誰でも老いる。美人はシワや
弛みに焦るけど
私は努力して魅力を身につけるの、美女でなくて結構よ。
どうですか?これが普通なら
お婆ちゃんと言われる年齢のお言葉ですよ!
首が折れそうな位に巻く
ネックレスの重ね付け。
ちょっとしたもんでも
肩こるわ~っていってる自分とは気合いが違う!
派手、目立つ、高級品が
おしゃれなのではなく、
自分に似合うものがわかる人こそがそれ。
簡単なようで、これが本当に
難しい。だって着たいもの、
好きな色をつい選んじゃうっつうのが殆んどだろう。
自分をときめかせるものを
目にした時、
「死ぬほど素敵でしょ」と。
そんなあなたが死ぬほど素敵
姿勢も良く流暢な喋りは
自分より全然若々しい!
そんな彼女と片時も離れず、
「私は彼女の子供だよ」と
笑う夫も素晴らしい。
ショッピングに付き合い
洋服を買い漁る彼女を眺め
「金が飛んで行く~~でも
税金に使うなら妻に使うよ」
アイリスとの結婚生活を
次に何をするかわからない、
退屈した事がない。
美しい旅のような人生だ。
そう言わしめる。
彼の100歳のバースデーを
祝うシーンもあったが
公開の翌年にお亡くなりになってしまったようだ。
アイリスがどれ程、
寂しい思いをしているか、、
でも、いつまでも
好きなものを諦めないでいてほしいと願う。
とある女性の
素晴らしい人生。