数学の天才ラマヌジャンと、ラマヌジャンの才能を見抜いたハーディとの友情を描いた作品。
天才、そしてインド人であるが故の孤独、それに加えて男の友情、ラマヌジャンの並外れた感性が見事に描かれている。
実在する人物を扱う映画って、この映画のように知らなかった偉人に焦点を当ててくれるのが良い。
ラマヌジャンなんて知りもしなかった。凄い人がいたものだ。彼のあまりの天才ぶりに言葉を失う。夭折されたのが惜しまれる。
逆に辺境の地には日の目を見なかった数多の天才たちがいたんだろうと思う。
観賞後、なんてことない1729という数字に神秘性を感じること間違いなしである。