試写会にて
21日に『ムーンライト』を観て、23日、本作。
実話なんですよね。
こんなことってあるんですね、すごいです。って、純粋にびっくりです。
まさに事実は小説より奇なりです。
てかGoogle earthスゲェー。
『世界仰天テレビ』とかでも取り扱いそうな、そんな感じもしないでもないですが…
5歳で迷子になり幾多の危険に見舞われ、運命に翻弄された主人公サルー(ホントの名前は違うんだけど)が辿る数奇な運命を感動秘話として描いていて、確かに養母の、養子を迎える話しには胸がうたれたけど、なんか押し付けがましいというか、試写後のアンケートにも、泣きましたか?とかあって、そういう作りにしてるんだろうし…、作品としてはイマイチ?
それでもインドの貧困層の実情や8万人の子供が行方不明になっている現状などを知ることが出来たし、観る価値があった。
いろんな偶然が重なり良かったのか悪かったのか…?人生は選択の連続だし、ちょっとしたことで全く違った道を歩むことになる。あの時、兄と一緒に行かなかったら?いや、兄も行かなかったら?遡れば母が文盲ぢゃなく、ちゃんと家族を養えてたら?って、タラレバを言ってもしょうがないけど…
こんな奇跡みたいなことってあるんだな。って…。ちょっとだけ奇跡を信じてみようかな?と思います。
主人公サルー役の子供時代を演じた子役がかわいいし、ずっと観ていたかったな、って思っていた矢先、20年後とかいって髭もじゃになった主人公が映し出され、ショック!!!
タイトルのライオンの意味とは…?コレ、絶対エンドロールまで観てください。