このレビューはネタバレを含みます
2018年1本目!
友だちから借りたDVD。
ヒューマン系のインド映画。障がいを持つ女子大生の話を中心に、親子愛や同性愛、病気など、多くのテーマが描かれている。
主人公のライラが、本当に脳性麻痺を持っているような動きや話し方だった。『博士と彼女のセオリー』でADSLを患った役を演じたエディレッドメインを彷彿させるような演技。ライラの前向きさや好奇心旺盛なところに好感を持てた。
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デリーの大学でバンドのボーカルに恋をし、失恋したライラ。
編入したNYの大学でクラスメイトの金髪青年を好きになるが、ほぼ同時期に出会った盲目の女の子と一緒に住むことになり、自分が同性愛者だと知る。男性にも興味があり、金髪青年と魔が差して関係を持ってしまう。複雑な心境のライラは、自身がバイセクシャルと母親に打ち明けた後、その母親が末期ガンだと知らされショックを受ける。看病をするも、少しずつ母親が衰弱していき、死を看取る。
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2時間弱の映画にこれだけのテーマが盛り込まれていると、どのテーマも中途半端になってしまい、勿体無かった。
『Margarita, with a straw』を直訳した方が、映画の内容にしっくりはまる。
インド映画とは思えないような、きれいな仕上がりですごく見やすかった。