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ゴジラ-1.0のriesz77のネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ−1.0!
タイトルの意味もわからずに、
観に行ってきました。目的は2つ。

①スクリーンで動く浜辺美波を拝みに。
②整備役の三濃川陽介のお芝居を観に。

久しぶりの山﨑貫監督の映画でしたが、
どの作品も戦争描写がリアルで、過去の
作品を見ると納得のいくラインナップ。

ゴジラの話、というよりも敷島中心の
人間物語のような内容だった。敷島が
逃げる様子を描いて、最後は逃げずに
ゴジラに立ち向かってゆく…

何回も、何十回も逃げたっていい。
大事な局面で立ち向かえる勇気があれば
それでいい。逃げることは悪くない。
敷島がそう教えてくれた気がします。

考えさせられるテーマもあり、
ただのゴジラ映画じゃないところが良い。
演出もそんなに派手じゃないし。

敷島と、典子(浜辺美波)と、あやこ(子供)
一つ屋根の下に住むこの3人、それぞれ
血が繋がっていないという奇抜な設定。
結婚に踏み込めない夫婦。銀座襲撃により
典子が亡くなってしまい…残された父娘。
結果的に典子は生還するが、血の繋がりが
なくても家族関係が成り立っていた。

あとは同じ船に乗る4人。米軍が仕掛けた
爆弾を処理してる最中にゴジラに遭遇。
ゴジラの強すぎる戦闘力に観客の自分も
画面越しから絶望を感じた。映画だから
生還するってわかっていても、ゴジラの
強さが圧倒的に過ぎて。ゴジラ脅威的。
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