このレビューはネタバレを含みます
10年ぶりのジブリ新作。宮崎駿作品。
期待はあまりせずに、というより広告が
少なすぎて期待のしようがなかった。
一緒に観た人曰く、スラダン商法らしい
賛否両論ありますが「否」でした。物語の
始めと終わりを千と千尋みたいにうまく
結び付けているが、肝心の中身が「？」
下の世界に行くまでが長くて退屈だった。
上の世界が現実、下の世界がファンタジー
パラレルワールドではなく、あくまで
戦前戦後の話だったから、当時本当に
こんなことが有り得たんだろうか、という
ひねくれた懐疑的な目で見てしまった。
物語に意味を求める人にはハマらない。
アオサギ、インコ、ペリカンなど、
鳥が多いが、烏合の衆のメタファー？
ナツコが森に消えた意味、義理の母と
しての心情、キリコの存在意義など、
すべて意味があるようで、ないような。
2回観ても理解できる気がしない。
『君たちはどう生きるか』
ジブリが有名な本のタイトルそのまま
取り入れたので最後まで意味があるのかと
期待して観たら肩透かし喰らいます。
新海誠監督の初期作品を観てるような
感覚になった。何を見せたいの？的な。
この作品が仮に、宮崎駿監督の処女作と
したら、同じように高評価がつくのか？
とはいえジブリは大好きなので、
宮崎駿監督82歳ですが次作品が観たい！
声優陣が豪華で素晴らしい！
木村佳乃が一番印象に残ってる。
菅田将暉は素直にすごい！
米津玄師は純粋にすごい！(歌が)
あいみょんがひみ役って何かうれしい。
わらわらが流行りそう！もっと
見たかった！この作品がスマッシュヒット
したらわらわらグッズたくさん出そうな。
久々の低評価でしたが、議論しがいの
ある作品ってやっぱり良い…！ぬ
