とぅん

キル・ビル Vol.1のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

タラちゃん監督作第4弾。
最近サブスクで配信が始まったので、20年ぶりぐらいに再鑑賞。

改めて観ると、監督作の中でも1番やりたい放題やってるような印象を受けた。
深作欣二監督だったり、サニー千葉だったり、タラちゃんが好きな日本映画のオマージュをふんだんに盛り込んだ感じ。

全5章の時系列は「パルプ・フィクション」ばりに前後するのだけど、最後の一対大勢の大立ち回りに繋がっていくのは結構気持ち良かった。
大立ち回りのシーンも首も手足も切れまくる血みどろの仕上がりなんだけど、突き抜けまくっててコメディっぽくなってるのがらしいなぁと。

途中のオーレン・イシイの過去を説明するシーンを、日本が誇るアニメスタジオであるProduction I.G.が担っているのだけど、この仕上がりも入れるタイミングも良くて、素晴らしいスパイスになっていた。

個人的にはバトル・ロワイアルの延長にいるかのようなキレキレの栗山千明が観られて満足したかな。
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